人間の対立と凶暴性を描く映画『ヨーロッパ新世紀』が10月公開。監督はクリスティアン・ムンジウ

クリスティアン・ムンジウ監督の最新作『ヨーロッパ新世紀』が10月14日より公開される。

ムンジウ監督は『4ヶ月、3週と2日』『エリザのために』で知られるルーマニアの映画監督。昨年の『カンヌ国際映画祭』コンペンティション部門に出品された同作は、ルーマニア・トランシルヴァニア地方の小さな村を舞台に、人間の対立と凶暴性を描く社会派サスペンス映画だ。ルーマニア語、ハンガリー語、ドイツ語、英語、フランス語のセリフが飛び交う多民族の村の怪奇な人間模様を映し出すという。

日本版ポスタービジュアルには、「人間を俯瞰する山、潜む動物…。その森で、少年は何を見てしまったのか？」「それは退化か、進化か、それとも破壊の予兆か―」というコピーと共に、森の中で何かを見つめる少年の姿が写されている。