小説と現実が官能的かつユーモラスに交錯、映画『ボヴァリー夫人とパン屋』

映画『ボヴァリー夫人とパン屋』が、7月上旬から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。

同作は、イギリスの絵本作家ポージー・シモンズが、ギュスターヴ・フローベールの小説『ボヴァリー夫人』をモチーフに描いたグラフィックノベルが原作。フランス・ノルマンディーでパン屋を営む文学好きのマルタンが、イギリス人夫妻のジェマ・ボヴァリーとチャーリー・ボヴァリーが隣の農場に引っ越してきたことをきっかけに、小説『ボヴァリー夫人』と現実の世界を混同していく様子をユーモラスかつ官能的に描いた作品だ。

メガホンをとるのは、『ココ・アヴァン・シャネル』のアンヌ・フォンテーヌ。音楽を『コーラス』のブリュノ・クーレが担当している。マルタンを演じるのは、『屋根裏部屋のマリアたち』『危険なプロット』のファブリス・ルキーニ。ジェマ役には『007 慰めの報酬』でボンドガールを演じたジェマ・アータートン、チャーリー役には『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のジェイソン・フレミングがキャスティングされている。また、ジェマが不倫する若い青年を『マイ・マザー』のニール・シュナイダーが演じている。

作品情報

『ボヴァリー夫人とパン屋』

2015年7月上旬からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
監督・脚本:アンヌ・フォンテーヌ
脚本:パスカル・ボニゼール
原作:ポージー・シモンズ
音楽:ブリュノ・クーレ
出演:
ファブリス・ルキーニ
ジェマ・アータートン
ジェイソン・フレミング
ニール・シュナイダー
配給:コムストック・グループ

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