フリーダ・カーロの生家で遺品を撮影、写真家・石内都の3週間に密着した記録映画

ドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』が、8月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

1954年に逝去したフリーダ・カーロは、メキシコを代表する女性画家。6歳の時にポリオのため右足が不自由になり、17歳の時にはバスの事故で瀕死の重体に陥った。後遺症に苦しみながら制作した絵画や壁画で高い評価を獲得したほか、恋多き女性としても知られた。石内都は1947年生まれの写真家。これまでに『ヴェネチア・ビエンナーレ』への参加や、原爆で亡くなった人々の衣服を撮影した写真集『ひろしま』などを発表している。2014年には『ハッセルブラッド国際写真賞』を受賞した。

『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』は、石内が死後58年を経て公開されたカーロの遺品をメキシコの生家で撮影する過程に密着した作品。伝統衣装、アクセサリー、コルセット、医薬品など膨大な数の遺品と向き合い、3週間にわたって行われた撮影の様子が捉えられている。監督は『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』の小谷忠典が務めている。

作品情報

『フリーダ・カーロの遺品 -石内都、織るように』

2015年8月からシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
監督:小谷忠典
出演:石内都
配給:ノンデライコ

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