神格化された音楽家の人生を浮き彫りに、ボブ・マーリー初の公式ドキュメンタリー

ボブ・マーリーのドキュメンタリー映画『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』が、9月1日から東京・角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開される。

レゲエという音楽ジャンルを世界中に広め、1981年の逝去から30年以上経つ現在でも多くのファンを持つボブ・マーリー。ジャマイカ独立50周年を記念して公開される同作は、「ボブ・マーリー財団」による初の公式ドキュメンタリー作品となる。本国ジャマイカをはじめ、アメリカ、イギリス、ガーナ、日本など世界各国で行われたライブ映像や、遺族や友人、バンドメンバーらへのインタビューといった貴重な映像からボブ・マーリーの生涯に迫った作品だ。

監督は『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』で、1999年に『アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー映画賞』を受賞したほか、2006年の映画『ラストキング・オブ・スコットランド』などでも知られるケヴィン・マクドナルド。

また、エグゼクティブ・プロデューサーとして製作に参加しているボブ・マーリーの息子ジギー・マーリーは、同作について「父を描いたものが多数ある中で、この映画の何が素晴らしいって、伝説のレゲエ・ミュージシャンとしてではなく、1人の男として父を描いているところだ。そこに、人々は感情的に惹き付けられると思う」とコメントしている。

『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』

2012年9月1日より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて3週限定ロードショー
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ボブ・マーリー
配給:角川映画

(画像:©SHANGRI-LA ENTERTAINMENT LLC AND TUFF GONG PICTURES LP 2012)

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