セクシュアルマイノリティー映画の祭典『第22回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』

セクシュアルマイノリティーの映画祭『第22回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』が、7月5日から東京・神宮前の東京ウィメンズプラザホール、7月12日から東京・表参道のスパイラルホールで開催される。

1992年から開催されている同映画祭では、日本では劇場公開される機会の少ないセクシュアリティーやジェンダーをテーマにした映画を紹介。同性愛者と異性愛者の垣根を越え、セクシュアルマイノリティーの文化に触れることができるイベントだ。

今回の上映作品には、ゲイポルノ界に新しいジャンルを築いたトランスセクシュアルのポルノスターを追った『ミスター・エンジェル』、レズビアンであることをカミングアウトし、プロのバスケットボール選手として活躍することを夢見る女性のドキュメンタリー『エミリー ―青春へのパス』、ドラァグクイーンの元祖と称される人物の素顔に肉迫する『伝説のディヴァイン』などドキュメンタリー4作品がラインナップされている。

また、シャイな青年とゲイクラブの「GOGOボーイ」の恋物語を描く『GOGOボーイを追いかけて』、パレスチナ人の学生とイスラエルの弁護士の同性愛を描く『アウト・イン・ザ・ダーク』、メキシコ系アメリカ人が抱える不法移民問題や経済格差を背景にした15歳の少女同士の恋愛を描く『モスキータ&マリ』など長編7作品や、セクシュアリティーをテーマに据えた短編作品も上映される。さらに、日本国内で製作された短編作品を上映し、観客による投票形式でグランプリ作品を決定する『レインボー・リール・コンペティション 2013』も実施。

なお、同映画祭の公式パーティー『Le grand bal』が、7月5日に東京・表参道のCAYで開催され、当日は多彩なゲストを招くトークイベントなどが行われる。

イベント情報

『第22回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』

2013年7月5日(金)、7月6日(土)
会場:東京都 神宮前 東京ウィメンズプラザホール

2013年7月12日(金)~7月15日(月・祝)
会場:東京都 表参道 スパイラルホール
上映作品:
『伝説のディヴァイン』(監督:ジェフリー・シュワルツ)
『ミスター・エンジェル』(監督:ダン・ハント)
『エミリー ―青春へのパス』(監督:メリッサ・ジョンソン)
『インターセクション』(監督:グラント・ラフッド)
『ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー?』(監督:陳駿霖)
『幸せの選択』(監督:グレン・ゲイロード)
『アウト・イン・ザ・ダーク』(監督:ミハエル・メイヤー)
『GOGOボーイを追いかけて』(監督::コーリー・J・クルークバーグ)
『ママったらアルゼンチン』(監督:リリアーナ・パオリネッリ)
『ヨッシ』(監督:エイタン・フォックス)
『モスキータ&マリ』(監督:アウロラ・ゲレロ)
『短編集A:彼らはつながりあう』
『短編集B:彼女たちが掴むもの』
『レインボー・リール・コンペティション 2013』
料金:
前売 1日券1,300円 4回券4,800円 フェスティバルパス引換券14,000円
当日 1日券1,500円 フェスティバルパス引換券16,000円

『Le grand bal』
2013年7月5日(金)18:30~24:00
会場:東京都 表参道 CAY
料金:予約・フライヤー持参3,000円 当日3,500円 映画祭チケット半券3,000円 学生2,500円(全て1ドリンク付き)

(画像上から:『伝説のディヴァイン』、『ミスター・エンジェル』、『エミリー ―青春へのパス』、『GOGOボーイを追いかけて』、『モスキータ&マリ』)

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