太宰治の未完遺作を北村想が恋物語に、段田安則、蒼井優ら出演の舞台『グッドバイ』

劇作家・演出家の北村想が、日本文学のリスペクトを込めたオリジナル戯曲を発表するシリーズの第1弾公演『グッドバイ』が、11月29日から東京・三軒茶屋のシアタートラムで上演される。

太宰治の遺作となった未完の小説『グッド・バイ』をモチーフにした同作は、代表作『寿歌』などで知られる北村が太宰への憧れと敬意を込めて描くラブロマンス。キャストには段田安則、蒼井優、高橋克実、柄本佑、半海一晃、山崎ハコが名を連ねており、演出を劇団tsumazuki no ishi主宰で、俳優としても活躍している寺十吾が手掛ける。

同作について北村は「太宰治の『グッド・バイ』を完結させたいという、だいそれたことを、死ぬまでにはやってみたいなと思っていました。その機会が、このたびインシデンタルなギフトのようにやってきました。戯曲『グッドバイ』として、ラブロマンスにadaptation(換骨奪胎)しました。小説ではとてもかないませんが、戯曲なら太宰さんには負けませんよという、私なりのリスペクトです」とコメントしている。チケットは現在発売中。

イベント情報

シス・カンパニー公演 日本文学シアター Vol.1[太宰治」
『グッドバイ』

2013年11月29日(金)~12月28日(土)
会場:東京都 三軒茶屋 シアタートラム
作:北村想
演出:寺十吾
出演:
段田安則
蒼井優
柄本佑
半海一晃
山崎ハコ
高橋克実
料金:一般6,000円

(画像上:左から柄本佑、段田安則、蒼井優、高橋克実、画像下:『グッドバイ』イメージビジュアル)

  • HOME
  • Stage
  • 太宰治の未完遺作を北村想が恋物語に、段田安則、蒼井優ら出演の舞台『グッドバイ』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて