映画タイトルデザインと現代の第一人者・赤松陽構造の世界を紹介する展覧会

現代の映画タイトルデザイン界の第一人者・赤松陽構造の業績を紹介する『赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界』展が、4月15日から東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター7階展示室で開催される。

赤松陽構造は、映画『東京裁判』や『ゆきゆきて、神軍』のタイトルデザインで注目を集め、これまでに黒木和雄、北野武、黒沢清、阪本順治、周防正行らの監督作品など400以上の映画にタイトルを提供している。

同展では、赤松がこれまでに手掛けたタイトルデザインや、実際に使用している仕事道具などを展示するほか、無声映画時代から現代にかけて、書家や画家、グラフィックデザイナー、イラストレーターなどがデザインした映画タイトルを通して、日本の映画タイトルデザインの歴史を紹介する。

会期中は、赤松自身が自作タイトルを解説するトークイベントや、『美しい夏 キリシマ』をはじめ数々の作品で赤松と組んでいる編集技師・阿部亙英と赤松が、編集とタイトルデザインの関係性を語る対談などが開催される。詳細については、オフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

『赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界』

2014年4月15日(火)~8月10日(日)
会場:東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター7階展示室
時間:11:00~18:30(入室は閉室の30分前まで)
休室日:月曜、5月27日(火)~5月29日(木)
料金:一般210円 大学生・シニア70円
※高校生以下無料

『赤松陽構造氏による自作タイトル解説』
2014年4月26日(土)
会場:東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター7階展示室
出演:赤松陽構造
料金:無料(申込不要、要展覧会観覧券)

『赤松陽構造氏+阿部亙英氏(編集技師)トーク』
2014年6月28日(土)
出演:
赤松陽構造
阿部亙英
料金:無料(申込不要、要展覧会観覧券)

『映画タイトルデザインの歴史』
2014年8月2日(土)
会場:東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター7階展示室
料金:無料(申込不要、要展覧会観覧券)

(画像上から:『東京裁判』(1983年、小林正樹監督)赤松氏によるタイトルデザイン、『ゆきゆきて、神軍』(1987年、原一男監督)赤松氏によるタイトルデザイン、『美しい夏 キリシマ』(2002年、黒木和雄監督)赤松氏によるタイトルデザイン、『横道世之介』(2012年、沖田修一監督)赤松氏によるタイトルデザイン、『アントキノイノチ』(2011年、瀬々敬久監督)赤松氏によるタイトルデザイン、『Dolls』(2002年、北野武監督)赤松氏によるタイトル原画)

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