9人の女子学生を描いたオノマリコの詩が生きる「趣向」公演、文学座の稲葉賀恵が演出

趣向による『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』が、2月26日から東京・三軒茶屋のシアタートラムで上演される。

趣向は劇作家のオノマリコによる一人演劇ユニット。「むずかしい」が「おもしろい」になる演劇を目指して活動しており、ユニット名の「趣向」は「美しい仕掛け」を表しているという。

『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』は、オノマ自身の学生生活をもとにしながら、ある大学の女子学生たちの入学から、象徴的な出来事としての「旧体育館の解体」、時に時空間の行き来を交えながら卒業までを描いた作品。同作は2011年に初演されており、今回は文学座の稲葉賀恵が演出を手掛ける。チケットの一般発売は1月12日からスタートする。

また同公演は、今後の活躍が期待される若手カンパニーにシアタートラムでの上演機会を提供し、脚本家や演出家、俳優などの発掘と育成を目的とした『シアタートラム ネクスト・ジェネレーション』の一環で上演される。

なお、1月10日からは趣向の新作公演『奇跡の年 ANNUS MIRABILIS』が、神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場で上演される。

イベント情報

シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.7
趣向『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』

2015年2月26日(木)~3月1日(日)全6公演
会場:東京都 三軒茶屋 シアタートラム
作:オノマリコ
演出:稲葉賀恵
出演:
清水葉月
藤井咲有里
稲継美保
深谷美歩
前東美菜子
朝比奈かず
増岡裕子
窪田優
上田桃子
料金:一般2,800円 ベンチシート2,800円 高校生以下1,400円 U24 1,400円

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