『第40回木村伊兵衛写真賞』は石川竜一と川島小鳥が受賞、4月に受賞作品展

『第40回木村伊兵衛写真賞』の受賞者が発表された。

写真家・木村伊兵衛の業績を記念して1975年に創設された同賞。プロ、アマチュアを問わず、毎年優れた作品を発表した新人写真家に贈られ、「写真界の芥川賞」とも称されている。これまでの受賞者には、藤原新也、石内都、畠山直哉、都築響一、ホンマタカシ、蜷川実花、HIROMIX、川内倫子、佐内正史、梅佳代、本城直季、長島有里枝、浅田政志らが名を連ねている。

岩合光昭、瀬戸正人、鷹野隆大、長島有里枝、佐々木広人が選考委員を務めた2014年度の受賞者は、石川竜一と川島小鳥。1984年沖縄生まれの石川は沖縄国際大学社会文化学科在学中に写真撮影を始め、2012年に『okinawan portraits』で『写真新世紀』佳作を受賞している。今回は、沖縄の人々や風景を切り取った写真集『okinawan portraits 2010-2012』『絶景のポリフォニー』での受賞となった。

1980年東京生まれの川島は、2011年に発表した『未来ちゃん』で『第42回講談社出版文化賞』写真賞を受賞。今回の受賞作品『明星』は、3年間にわたって台湾で撮影された写真を収めた作品集となる。

なお、授賞式は4月27日に東京・丸の内の銀行倶楽部で開催。受賞作品展は、4月11日から新宿のコニカミノルタプラザ・ギャラリーCで行われる。また、選考過程などの詳細は3月20日発売の『アサヒカメラ』4月号に掲載される。

イベント情報

『第40回木村伊兵衛写真賞 受賞作品展』

2015年4月11日(土)~4月20日(月)
会場:東京都 新宿 コニカミノルタプラザ ギャラリーC
出展作家:
石川竜一
川島小鳥

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