妻と父に養われる中年男の成長描く映画、劇中歌でColdplay&Cat Powerコラボ

映画『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』が、初夏から東京・新宿のシネマカリテほか全国で公開される。

監督作『終わりで始まりの4日間』をはじめ、主演を務めた『エミー賞』受賞作の医療コメディー『Scrubs~恋のお騒がせ病棟』や、ウディ・アレン脚本のミュージカル『ブロードウェイと銃弾』などの作品で知られるザック・ブラフが、監督、共同脚本、主演を務める同作。生活費を妻が稼ぎ、子どもたちが通う学校の授業料を父に払ってもらいながら、役者への夢を諦めきれずに冴えない日々を送る35歳の主人公エイダンが、父ががんになったことをきっかけに、父、夫、役者、息子という様々な立場で葛藤し、成長していく様をユーモラスに描いた作品だ。

主人公のエイダンを演じるブラフに加え、エイダンを支える献身的な妻役で『あの頃ペニー・レインと』『私だけのハッピー・エンディング』のケイト・ハドソンが出演。さらに、『アナと雪の女王』でオラフの声を演じたジョシュ・ギャッドや、ジョーイ・キング、ピアース・ガニォンがキャストに名を連ねている。

また、音楽は『(500)日のサマー』『マネーボール』などの映画音楽のほか、iPhoneのCM『Photos Every Day』の音楽なども手掛けたロブ・シモンセンが担当。さらに劇中歌にはColdplayとCat Powerのコラボレーションによる書き下ろし楽曲や、The Shins、Bon Iverらの新曲が使用されている。なお、同作の共同脚本家であるアダム・ブラフは、ザック・ブラフの実弟にあたる。

作品情報

『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』

2015年初夏から新宿シネマカリテほか全国公開
監督:ザック・ブラフ
脚本:ザック・ブラフ、アダム・ブラフ
音楽:ロブ・シモンセン
出演:
ザック・ブラフ
ケイト・ハドソン
ジョーイ・キング
ジョシュ・ギャッド
ピアース・ガニォン
配給:ミッドシップ

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