グッゲンハイム美術館のヘルシンキ新館設計コンペ、モロークスノキ建築設計が優勝

フィンランド・ヘルシンキに建設されるグッゲンハイム美術館の設計コンペティションで、フランス・パリの建築事務所・モロークスノキ建築設計が優勝したことがわかった。

2014年から行われていた同コンペティション。77か国以上から1715件の応募があり、6件の最終ノミネート作品からモロークスノキ建築設計のプランが選出された。なお、同コンペティションの応募作品は全て匿名で選考が行われた。

モロークスノキ建築設計によるプランのタイトルは「Art in the City」。地元の炭化木材とガラスを使った環境に配慮した建築となり、ヘルシンキの港沿いの遊歩道に繋がる9棟の建物と灯台のようなタワーで構成される。

モロークスノキ建築設計は、過去にSANNAや隈研吾建築都市設計事務所に在籍したにニコラス・モローと、坂茂建築設計に勤務した楠寛子によって2011年に設立。これまでにフランスのボーヴェ劇場などを手掛けている。

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