『第60回岸田國士戯曲賞』最終候補8作品が発表

白水社が主催する『第60回岸田國士戯曲賞』の最終候補作品が発表された。

若手劇作家の育成を目的に設立され、新人劇作家の登竜門とされることから「演劇界の芥川賞」とも称される『岸田國士戯曲賞』。今回の最終候補作品にノミネートしたのは、神里雄大(岡崎藝術座)『+51 アビアシオン, サンボルハ』、タニノクロウ(庭劇団ペニノ)『地獄谷温泉 無明ノ宿』、根本宗子(月刊「根本宗子」)『夏果て幸せの果て』、古川健(劇団チョコレートケーキ)『ライン(国境)の向こう』、ペヤンヌマキ(ブス会*)『お母さんが一緒』、三浦直之(ロロ)『ハンサムな大悟』、柳沼昭徳(烏丸ストロークロック)『新・内山』、山本健介(The end of company ジエン社)『30光年先のガールズエンド』の8作品となる。

選考委員は岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、平田オリザ、宮沢章夫の6人。選考会は2月29日に東京・神保町の學士會館で行なわれる。

詳細情報

『第60回岸田國士戯曲賞』最終候補作品

神里雄大『+51 アビアシオン, サンボルハ』(『新潮』2015年6月号)
タニノクロウ『地獄谷温泉 無明ノ宿』(上演台本)
根本宗子『夏果て幸せの果て』(上演台本)
古川健『ライン(国境)の向こう』(上演台本)
ペヤンヌマキ『お母さんが一緒』(上演台本)
三浦直之『ハンサムな大悟』(上演台本)
柳沼昭徳『新・内山』(上演台本)
山本健介『30光年先のガールズエンド』(上演台本)

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