イオセリアーニ監督特集上映に日本未公開作含む10作、中原昌也らのトークも

2016.11.30 Wed

上映企画『オタール・イオセリアーニ監督特集2016』が、12月5日から東京・御茶ノ水のアテネ・フランセ文化センターで開催される。

1934年にジョージア・トビリシで生まれたオタール・イオセリアーニ。作品がソ連で上映禁止となったことから、1980年代に移住先のフランスで活動を開始し、現在も制作を継続している。最新作『皆さま、ごきげんよう』は12月17日から東京・神保町の岩波ホールほか全国で順次公開される。

同作の公開を記念する『オタール・イオセリアーニ監督特集2016』では、『ベルリン国際映画祭』銀熊賞を獲得した『月曜日に乾杯！』をはじめ、ジョージア時代の初期作品『四月』や、日本未公開作である『月の寵児たち』『そして光ありき』などこれまでの監督作10本を上映する。

期間中に連日開催されるトークイベントには中原昌也、はらだたけひで、宇田川幸洋らが登壇するほか、最終日の12月10日には沼野充義、筒井武文、金子遊を迎えるシンポジウムを実施予定。詳細はアテネ・フランセ文化センターのオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報: 『オタール・イオセリアーニ監督特集2016』
2016年12月5日（月）～12月10日（土）会場：東京都　御茶ノ水アテネ・フランセ文化センター
上映作品：『四月』（監督：オタール・イオセリアーニ）『落葉』（監督：オタール・イオセリアーニ）『歌うつぐみがおりました』（監督：オタール・イオセリアーニ）『田園詩』（監督：オタール・イオセリアーニ）『蝶採り』（監督：オタール・イオセリアーニ）『群盗、第七章』（監督：オタール・イオセリアーニ）『素敵な歌と舟はゆく』（監督：オタール・イオセリアーニ）『月曜日に乾杯！』（監督：オタール・イオセリアーニ）『月の寵児たち』（監督：オタール・イオセリアーニ）『そして光ありき』（監督：オタール・イオセリアーニ）料金：一般1,300円　学生・シニア1,000円　3回券2,700円 ※『皆さま、ごきげんよう』の前売券提示で1,000円