Route Design合同会社が受託運営する「富士見 森のオフィス」(以下、森のオフィス)の施設開設から10年の軌跡を振り返る書籍『十草十載(じっそうじっさい)』が自主出版で12月26日に刊行される。
森のオフィスは都市部からの移住促進と新しい地域コミュニティを育む実験場として、2015年に長野・富士見町にオープンしたコワーキングスペース。
同書は、この10年間に森のオフィスに集った会員や関係者へのインタビューを通じ、彼らのライフストーリーや森のオフィスを通して生まれた働き方や生き方の変化を描いたもの。コワーキングスペースを単なる施設として運営するのではなく、そこで育まれる人間関係を「生態系」、その基盤となる環境や価値観を「土壌」と捉える、森のオフィス独自の思想が合計96ページの中で紹介されている。
制作には森のオフィスに集う様々なクリエイターが参加。写真からエディトリアルまで細部にわたってデザインされ、印刷製本は長野・松本の藤原印刷が担当した。
書籍は公式ECサイトで販売。本の世界を実体験できるコワーキングスペース利用券や宿泊券とのセット販売も行われる。
編集ディレクター:おおはしみづほ
アートディレクター:松田裕多(MATSUDA SHOJI DESIGN)
エディトリアルデザイナー:利根川裕(PLOW)
印刷:藤原印刷
写真:ミズカイケイコ
ライター:赤錆ナナ、栗原大介、中森千亜季、星野文月
- フィードバック 0
-
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
-