北村匠海主演、内山拓也監督の映画『しびれ』が『ベルリン国際映画祭』パノラマ部門に正式出品

メイン画像:©2025「しびれ」製作委員会

映画『しびれ』が2026年2月12日から開催される『ベルリン国際映画祭』パノラマ部門に正式出品されることが発表された。

2026年に全国公開される同作は『佐々木、イン、マイマイン』などの内山拓也監督が自身の故郷・新潟を舞台に、居場所とアイデンティティを模索する少年の物語を描いた自伝的作品。幼少期に暴君のようだった父の影響から言葉を発しない大地の運命が、父の行方を求めて生家を訪ねることを決意したことを境に大きく揺らいでいくというあらすじだ。内山監督が『佐々木、イン、マイマイン』よりも前から執筆を続けてきた構想十余年のオリジナル脚本となる。

今回の発表とあわせて内山拓也監督と主演の北村匠海のコメント、新ビジュアル、『ベルリン国際映画祭』用の本編映像が到着。新ビジュアルには、北村匠海演じる主人公・大地と宮沢りえ演じる母・亜樹が肩を寄せ合う姿が写し出されている。本編映像は加藤庵次演じる少年時代の大地が川で生活用水を汲む姿を収めたもの。

【内山拓也監督のコメント】
雪が降り、息を白くする2月のベルリンは、冬を実感する光景で、本作にとってまさにぴったりの舞台に選ばれたのではないかと感じています。映画を祝福するようなそんな情景を、目に焼きつけたいと思います。
すべてのスタッフ、キャスト、携わってくれた方々、作品をベルリンの地へ運んでいただき心から感謝しています。
「しびれ」の静寂と温もり、呼吸と眼差し、そして生きる歓びが、海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。

【北村匠海のコメント】
ベルリン国際映画祭 パノラマ部門に「しびれ」が選出されました。
歴史ある映画祭で「しびれ」を評価していただけて本当に嬉しく思います。
僕たちの愛情が少しでも届くことを願っています。

映画『しびれ』(@shibire_movie) / X


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