相鉄線高架下や天王町駅、星川駅など横浜の公共空間をアートで彩る。アーティスト支援『P4C』展覧会

メイン画像:篠原奏作品

新人アーティスト支援プログラム『PUSH FOR CREATION(P4C)2024』のパブリックアート展に参加するアーティストが決まった。

クリエイター向けコワーキングスペース「PILE - A collaborative studio -」が主催する同プログラムは、若手アーティストや、クリエイターとしてのキャリアをスタートさせようと考えている人に対して「作品作りの環境」「人的ネットワーク、メディアPRサポート」「パブリックな場での展示機会」を提供。作品創作の場所としてPILEを期間中無償で利用できるほか、相鉄線高架下の壁面や相鉄線・天王町駅、星川駅、野村不動産の横浜ビジネスパークといったパブリックスペースで作品展示を行なうことができる。

7月11日に応募が締め切られ、最終的に届いた応募は昨年の倍となる61件。審査員による審査の結果、篠原奏、千葉希代美、高山力土の3人が選出された。3人のアーティストは8月から10月末までの間、PILEを制作場所として使用しながら作品作りに励み、11月1日から横浜・保土ケ谷区の公共空間でパブリックアート展を行なう。

参加アーティスト
篠原奏
1997年東京生まれ。2023年に東京造形大学デザイン学科卒業。アートにおける公共性やチーミングに着目し制作を行なう。

千葉希代美
1990年生まれ、横浜在住のフリーイラストレーター。広告制作、ウエディングボードや肖像画制作など幅広く活動し、金融会社勤務の経験から多方面で活躍する女性にインスピレーションを受け、現在は「キラキラ輝く女性たち」をテーマに制作を行なう。

高山力土
1999年神奈川生まれ。街やそのなかに生きる人間、物、自然を主な撮影対象として、2017年ごろから独学で写真活動を続ける。空間が内包する「何か」を捉えることを目指し、カメラを肉眼の延長とし、非言語の感覚共有手段として写真を用いているという。近年は写真集やフォトZINEの制作、飲食店での展示ポップアップも行なっている。

Pile A collaborative studio - 横浜『星天qlay』内のコラボラティブ・スタジオ


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