嶋田美子、山本れいら、みょうじなまえによる展覧会『「元始女性は太陽だった」のか?』が5月17日開幕

グループ展『「元始女性は太陽だった」のか?(In the beginning, Womankind was the sun - Weren't we?) 』が5月17日から天王洲アイル・KOTARO NUKAGA Threeで開催される。

同展は、日本という国家が歴史的に、あるいは現在進行形で女性の身体とセクシュアリティをどのように管理してきたかを問う展覧会。嶋田美子、山本れいら、みょうじなまえの作品を通じて、歴史への批判と未来への思索によって家父長制的ナラティブに挑む。

展覧会のタイトルは、平塚らいてうが1911年に雑誌『青鞜』に寄稿した記事の一節から引用されたもの。なお同展はニューヨークに拠点を置く非営利団体apexartによる国際キュレーション公募で採択され、apexartから同展キュレーターの山本れいらに委託されるかたちで実施される。

5月17日16:00からオープニングレセプションが行われるほか、会期中にはさまざまなイベントが実施される。

関連イベント
イベント1:「『元始女性は太陽だった』のか?」—3Dバーチャルツアー
出演:山本れいら
開催日:2025年5月17日(土)
開催場所:オンライン(Instagram Live)
使用言語:英語
詳細:Instagram Liveを使用した英語での展示ツアー。

イベント2:「『元始女性は太陽だった』のか?」—フェミニズムアートの過去を再定義する
出演:笠原美智子(ゲスト)、嶋田美子、みょうじなまえ、山本れいら
開催日:2025年5月24日(土)
開催場所:Kotaro Nukaga Three(仮)、オンライン配信を予定
使用言語:日本語
詳細:長野県立美術館館長の笠原美智子さんをゲストに迎え、本展覧会の出展作家を交えて、フェミニズムアートがいかに歴史(過去)を再定義するかについてディスカッションを行う。また、90年代のジェンダー展の勃興から現代までの変遷を辿りながら、フェミニズムの視点からキュレーションを行うことの歴史的重要性を議論するトークセッション。

イベント3:「『元始女性は太陽だった』のか?」—フェミニズムアートと現代日本社会
出演:清水知子(ゲスト)、近藤銀河(ゲスト)、嶋田美子、みょうじなまえ、山本れいら
開催日:2025年5月25日(日)
開催場所:東京芸術大学上野校舎、オンライン配信を予定
使用言語:日本語
詳細:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻清水研究室と共催での一般公開特別レクチャー。現代日本社会とフェミニズムアートをテーマに、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授の清水知子さん、美術史家でアーティストの近藤銀河さんをゲスト講師に迎えるトークセッション。

イベント4:「『元始女性は太陽だった』のか?」—フェミニズムアートの未来を想像する
出演:正路佐知子(ゲスト)、嶋田美子、みょうじなまえ、山本れいら
開催日:2025年5月31日(土)
開催場所:Kotaro Nukaga Three(仮)、オンライン配信を予定
使用言語:日本語
詳細:国立国際美術館主任研究員の正路佐知子さんをゲストに迎え、本展覧会の出展作家を交えて、未来の日本のフェミニズムについて議論するトークセッション。

イベント5:「『元始女性は太陽だった』のか?」—日本語展示ツアー(仮)
出演:山本れいら
開催日:2025年6月7日(土)(仮)
開催場所:Kotaro Nukaga Three
使用言語:日本語
詳細:本展キュレーター、山本れいらの解説による日本語での展示ツアー

「元始女性は太陽だった」のか? – KOTARO NUKAGA


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