『高畑勲展』メインビジュアル公開。庵野秀明による『火垂るの墓』幻のカット展示決定

メイン画像:火垂るの墓 (C)野坂昭如/新潮社 ,1988

『高畑勲展—日本のアニメーションを作った男。』のメインビジュアルが公開された。

同展は、高畑勲の生誕90年、高畑が大きな影響を受けた太平洋戦争の終戦から80年が経過することを受けて6月27日から麻布台ヒルズ ギャラリーで開催。メインビジュアルは『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』に決定した。

作品紹介エリアでは『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『アルプスの少女ハイジ』のセル画・背景画を初公開。また、庵野秀明がかつて『火垂るの墓』に原画スタッフとして参加して描いた重巡洋艦摩耶のレイアウトが発見され、それをもとにして描かれたハーモニーセル(※絵画のようなタッチで描きこまれたセルのこと)とともに初公開される。

音声ガイドは『かぐや姫の物語』で阿部右大臣役を演じた伊集院光をナビゲーターに迎え、声優の玉川砂記子がナレーションを担当。また、岩井俊二が展覧会の展示作品に合わせて選ぶ公式プレイリスト(全5曲予定)を音声ガイドとセットで聞くことができる。

平日の来場者特典は同展限定デザインの特製ペーパーケース。曜日ごとに異なる5種のデザインとなり、箱を開けると、いしいひさいちが描いた高畑勲のイラストが登場する。

7月1日、7月8日にはスタジオジブリ学芸室の田中千義によるガイドツアーを実施。

『ジブリの立体造型物展』のチケット半券を『高畑勲展』のチケット販売カウンターで提示すると当日窓口「一般」料金から200円(税込)割引される。

前売チケットは5月23日11:30より販売開始。



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