日本でも秋の恒例行事としてすっかり定着したハロウィン。
凝った仮装で街へ繰り出したり、家族や友人たちとホームパーティーを開いたり、一人でまったり特別な気分を味わったりと、楽しみ方は人それぞれ。
この記事では、そんなハロウィンにまつわる映画5作品を紹介。じっくり鑑賞するのもよし、BGM代わりに流すのもよし。ハロウィンの夜を映画で彩ってみてはいかがだろうか?
『ハロウィン』(1978)
同作は、ジョン・カーペンター監督によるホラー映画。1963年、イリノイ州ハドンフィールドでハロウィンの夜に6歳の少年マイケル・マイヤーズが姉を刺殺する事件から物語はスタート。精神病院に収容されたマイケルは「悪の化身」であると断定されるが、15年後に精神病院から脱走。ハロウィンの夜に再び惨劇が起こるというあらすじだ。
作中に登場する「ブギーマン」はインパクト大。いまもなお数々のクリエイターに刺激を与え続けている同作は、その後多くのリメイクシリーズが公開され、最新作は2022年の『ハロウィン THE END』となっている。
『パンプキンヘッド』(1988)
『ターミネーター』の特殊メイクなどを担当し、『アカデミー賞』でメイクアップ賞や視覚効果賞の受賞経験もあるスタン・ウィンストンによる初監督作品。
田舎町で雑貨屋を営むエド・ハーレイは、若者たちによるオートバイ事故で一人息子を失い、復讐を決意。伝説の悪魔「パンプキンヘッド」を復活させ若者を惨殺するなかで後悔し、怪物を再び眠りにつかせるべく戦いを挑むというあらすじだ。
ウィンストンが手掛けたパンプキンヘッドの造形が見どころ。カボチャの料理やスイーツを食べながら鑑賞してみては?
『E.T.』(1982)
スティーブン・スピルバーグ監督によるSF作品で、アメリカのとある森に取り残された異星人と10歳の少年エリオットの交流を描く物語だ。
この作品にも、ハロウィンのシーンが物語の仕掛けとして登場。すでに見たことがある方も、この機会に改めて見てみてはいかがだろうか?
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(2022)
劇場版『名探偵コナン』シリーズの第25作目となる同作の舞台は、ハロウィンの渋谷。
高木刑事と佐藤刑事の結婚式が執り行われるシーンから物語はスタートするが、式の途中で複数の暴漢たちが乱入。時を同じくして、連続爆破事件の犯人として逮捕された男が脱獄することで物語は動き出し、公安警察の降谷零やコナンを巻き込んだ事件へと発展するというあらすじだ。
ハロウィンで賑わう渋谷の街が関わるトリックも見どころとなっている。
『ホーカスポーカス』(1993)
ハロウィンの夜に観る映画として、ディズニー製作の『ホーカス ポーカス』も最適な一作。ハロウィン当日のアメリカを舞台に、ひょんなことから300年ぶりに現代に蘇った、個性豊かな魔女の三姉妹が巻き起こす騒動を描いたファンタジーコメディだ。
魔女やゾンビといったホラー要素を含みつつも、歌あり笑いありの展開で、怖すぎない絶妙なバランスが本作最大の魅力で、アメリカではハロウィン映画の定番になっているとか。2022年にはディズニー+で続編となる『ホーカスポーカス 2』も発表された。
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