松田龍平が40歳ひきこもり男性役に。沖田修一監督・脚本のWOWOWドラマ『0.5の男』

2023. 02.16
『連続ドラマW 0.5の男』

ドラマ『連続ドラマW 0.5の男』が初夏にWOWOWで放送・配信される。

監督を務める沖田修一のオリジナル脚本となる同作は、実家暮らしの40歳のひきこもり男性・立花雅治の暮らしが家の建て替えをきっかけに一変し、少しずつ新しい自分になっていく姿を描くホームドラマ。ストレスフリーな生活を謳歌していたが、妹家族と「2.5世帯住宅」に住むことになり、やがて外の世界に放り出されていく立花雅治役を松田龍平が演じる。

第1話のあらすじは、2世帯住宅に建て替えることを決めた立花家だが、ゲームの世界ではカリスマと崇められている雅治の居住スペースが問題の種となり、話し合いがまとまらないなか、ハウスメーカーの営業マンの説得により2.5世帯住宅建設に向けて歩みだすというもの。

【松田龍平のコメント】
ドラマ「0.5の男」でその0.5を演じました。2世帯住宅に0.5を足すと2.5世帯です。家族の形は様々ありますが、その中でも2.5世帯の魅力がたっぷりと仕上がってます。0.5って必要?と思ったりもしますが、意外と役に立ったりもします。それぞれの思いが渦巻く2.5世帯の家族のドラマをぜひご覧ください。

【沖田修一監督のコメント】
2.5世帯のホームドラマということで、なんのことだかわからないと思いますが、要するに、2世帯の家に、もう1人、単身者がいるということです。その0.5は、家では、おできのような扱いを受け、40歳だというのに、ずっとゲームばかりして暮らしています。親がいるので安心です。
ご飯もあります。1人は気楽で、ゲーム内には友達がいるし、寂しくありません。でも、そうなられる方は心配で、ひたすら祈るばかりです。今、どこかにありそうなこの家族のドラマを、松田さんと共に撮影できる幸せを感じ、ニヤニヤしながら、撮影させていただきました。皆様に、0.5の男を、このおかしな家族を、笑ったり泣いたりしながら、観てもらえたら嬉しいです。

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