スカーレット・ヨハンソン&ソーラ・バーチ主演の青春映画『ゴーストワールド』が22年ぶりの全国ロードショー
映画『ゴーストワールド』が11月23日からBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開される。
2001年に公開された同作は、ダニエル・クロウズの同名グラフィックノベルを原作としたテリー・ツワイゴフ監督初の長編フィクション。次第に個性を失いつつある1990年代のアメリカの名もなき町を舞台に、世界に馴染めずいつも周囲をばかにして過ごしているシニカルな2人のティーンエイジャーが大人になることに直面し、自分の居場所を見つけようとする倦怠感に満ちた数か月を描く。
主演はソーラ・バーチとスカーレット・ヨハンソン。撮影当時、バーチは17歳、ヨハンソンは15歳だったという。そのほか、スティーヴ・ブシェミや2008年に急逝したブラッド・レンフロが出演している。製作にはジョン・マルコヴィッチが携わっている。
同作の全国ロードショーは約22年ぶり。なお同作のDVDと初となるBlu-rayが本日7月28日に発売された。
【テリー・ツワイゴフ監督のコメント】
ハリウッドのティーン映画のような、ありがちなシチュエーション・コメディーを作る気もなければ、気取った自己満足的なアート映画も作りたくなかった。
エンターテインメントであると同時に、考えさせられる映画を作りたかったんだ。
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CINRA Inspiring Awardsは、これからの時代を照らす作品の創造性や芸術性を讃えるアワード。芸術文化をルーツとするCINRAが、媒介者として次世代の表現者を応援できたら。そんな思いに力を貸してくださる審査員のかたがたに、作品を選出していただいた。