1957年にミラノに設立され、ブルーノ・ムナーリやエンツォ・マーリをはじめ、才能溢れる少数精鋭のアーティストがデザインを担ったデザイン雑貨メーカーDANESEの「デザイン哲学」を伝える展覧会が武蔵野美術大学美術資料図書館展示室にて開催。
DANESE製品が多くの人々から支持された理由に、優れたデザイナーの存在だけではなく、さらにアート・ディレクターであったブルーノ・ダネーゼとの綿密で厳格な協同作業により、ひとしく「DANESEらしさ」を含んで製品化されたことがいえる。このことはDANESEという企業が自社製品に極めて高い「編集意識」をもっていたことを意味している。
展覧会ではコレクションを中心に構成した約300点にのぼるDANESE製品と、その関連資料を展示、17日にはDANESE日本総代理店、クワノトレーディング代表である桑野素弘氏のギャラリートークも開催される。
『Danese:プロダクトの編集者』展
2007年11月12日(月)~12月15日(土)
10:00~18:00 (土曜日、日曜開館日は17:00まで)まで)
会場:武蔵野美術大学美術資料図書館1階展示室
休館日:日曜日、祝日 (11月18日、12月9日は開館)
料金:入場無料
ギャラリートーク
2007年11月17日(土)13:00~
会場:武蔵野美術大学美術資料図書館1階展示室
出演: 桑野素弘(DANESE日本総代理店、クワノトレーディング代表)