横浜美術館アートギャラリー１、２、グランドギャラリーにて、横浜美術館の滞在制作プログラム、アーティスト・イン・ミュージアム横浜の公募プロジェクトの成果発表展、『OFF SITE 2007 平野薫／sullen展』が3月15日（土）から26日（水）まで開催される。
「OFF SITE」の名のとおり、アーティストが通常の制作場所を離れ、街やそこに住む人とのかかわりの中から作品制作に取り組む。ギャラリーなどに代表される展示のための空間を離れ、新たな場と向き合うことにより、場と人とアートとの新たな出会いを探ることを目的としている。
2007年11月から12月にかけての公募で集まった全49組から選ばれた2組のアーティスト、平野薫氏とsullen（サレン）による滞在の成果を紹介する展覧会となっている。
平野氏は自身や他者が身につけていた衣服などを糸状にほぐし、再構築するインスタレーションで知られているアーティスト。sullenは場所や建物、人、物の関係をつくる装置やしかけによって空間を変容させるインスタレーションを制作している。
ジャンルの異なる2組のアーティストの約2ヶ月にわたる滞在制作の成果を身近で見れる機会となっている。
『アーティスト・イン・ミュージアム横浜 OFF SITE 2007 平野薫／sullen展』
2008年3月15日（土）～26日（水）10:00～18:00（入場は17:30まで）
会場：横浜美術館アートギャラリー1、2、グランドギャラリー
料金：100円（ワンドリンクつき）
休館日：3月21日（金）
主催：横浜美術館（横浜市芸術文化振興財団）
助成：財団法人地域創造
