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吉祥寺のスペース「A-things」にて、西原功織『地図と指紋』展

吉祥寺駅から徒歩で5分ほど、ビンテージ・ファブリックを扱う「A-materials」と併設された「A-things」は、密度の濃いレクチャーや質の高い展示によって知られるギャラリー・スペースだ。同スペースにて今、西原功織による「地図と指紋」展が開催している。

4月にスタートした同展は、多岐にわたった西原の作品群を4つのセクションに分け、それらを約2ヶ月毎に変えながら12月まで継続される予定だ。

「地図シリーズ」とされた第1展示では、さまざな色の筆跡が走る紙のピースが数十枚整然と壁一面に並べられ、そこに視点の定まらないめまいのするような「光景」が浮かび上がらせていた。

「線を描く=色を描く?」ことをめぐる原理的な問いを発動させつつ、「地図」といったレイヤーをも用意する同展は多様というより多層的な意味の明滅の中に鑑賞者を誘い込む。現在を含め、今後「紙の仕事」「指紋シリーズ」「横断的セレクション」と展開する中で、その厚みはさらに増していくだろう。

また会場ではそれぞれの展示交換に合わせて、美術史家・林道郎氏の西原作品をめぐる文章が配布される。そちらも合わせて注目したい。

『地図と指紋』
2008年4月16日~12月12日 各期2ヶ月程度の展示を予定
会場:A-things(東京・吉祥寺)
時間:13:00~19:00
定休:月・火曜
1.地図シリーズ 4月16日~6月15日(終了)
2.紙の仕事 6月18日~8月10日
3.指紋シリーズ 8月13日~10月12日
4.横断的セレクション 10月15日~12月12日
企画構成:広川マチ子
作品:西原功織
テキスト:林道郎

(画像:A-thingsウェブサイトより転載)

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