テニスコーツさやらもミックスで参加、たゆたうのデビュー・アルバム

京都を中心に活動する、にしもとひろこ(うた)とイガキアキコ(ヴァイオリン etc)によるアコースティックなポップ・デュオ「たゆたう」のファースト・アルバム『いちにちのながさを、はなうたできめる』が、SAKEROCK、二階堂和美、トクマルシューゴ等のリリースで知られるレーベル「compere notes」より発売された。

地元・京都を離れ、東京の民家、閉店後の定食屋、木が鬱蒼と茂る森などでレコーディングされた本作は、どこかチャイルディッシュで風変わりな歌声を持つ2人が、ライブで聴かせる怖いまでの瑞々しさと奔放さ、そして演奏家としての確かな技倆をフリーズドライすることに成功している。

また、ミックスをDEERHOOFさとみとのユニット「ONE ONE」のリリースも楽しみなテニスコーツのさや、HOSEやONJO等で国内外問わず活躍するギタリスト宇波拓が担当しているのも聴きどころだろう。

ブックレットとして、16ページにわたる小さな絵本付き。なお、メンバーのイガキアキコは、先日発売されたファースト・アルバム『ヤヲヨロズ』が、七尾旅人ら各所から絶賛された新進気鋭のポップ楽団、Llamaのメンバーでもある。

たゆたう
『いちにちのながさを、はなうたできめる。』
2008年8月23日発売
価格:2,200円(税込)
CN-0018 compare notes

1. フェイヒーの午後
2. くずれる朝と
3. 番人は眠ったままでよい
4. 白い庭と散歩
5. 番人は起きたままでもよい
6. 雨にかまけて
7. みどりにあるくうた
8. ひげうさぎの会食卓
9. うつつ、まだのぼる
10. 目が覚めるすぐ前にみたような
11. しかくいよるに(SAYA remix)

  • HOME
  • Music
  • テニスコーツさやらもミックスで参加、たゆたうのデビュー・アルバム

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて