ニュース

写真と見違えるほど細密に描かれた様々な自画像、山本竜基の個展『私 心 景』

写真と見違えるような細密な描写で、独特のおかしみ溢れる自画像を描き続けている作家、山本竜基の個展『私 心 景』が、11月26日(水)から、中目黒のミヅマ・アクションにて開催される。

山本は1976年三重県生まれ。「スーパープライベート主義絵画」と称される彼の作品たちは、時に数百人の群像、天衝く巨人が登場するなど多様な表現を見せている。

今回の個展でも「山本の心の中の景色」をメインに、山本自らが多くの作品に登場する。実母の女学生時代の写真が自ら恋焦がれた人に瓜ふたつだった事実に衝撃を受け生まれた作品である「おかんと共に」では、若かりし時代の母の傍らに能面のように無表情な自分を寄り添わせた、山本的アニマ論ともいえる作品だ。

漫画家を目指し、笑いが生活に根ざした関西文化の影響もある山本の作品から受ける奇天烈な印象に反して、山本の描く自画像は現代に生きる私たちと近く感じられるかもしれない。

山本竜基展
『私 心 景』

2008年11月26日~2009年1月17日
会場:ミヅマ・アクション(東京・中目黒)

休廊日:日・月・祝日休廊(冬季休廊12月27日~1月7日)
料金:無料

(画像上:「無題(背中)」2007 紙に鉛筆2607×1940mm、画像下:「おかんと共に」 2008 キャンバスにアクリル 2680×2005mm)

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

Wanna-Gonna“それから”

濱口竜介監督作や『21世紀の女の子』に参加する女優・小川あんが主演を務めたWanna-Gonna“それから”MV。脆く小さな記憶が、花やセーターの何気ないシルエットに沿って瞬くような印象を受ける。撮影が行われたのは、2020年に向けて取り壊しが決まっているという浅倉奏監督の部屋。(井戸沼)

  1. FINAL SPANK HAPPYが示す「新男女関係」 結成半年を振り返る 1

    FINAL SPANK HAPPYが示す「新男女関係」 結成半年を振り返る

  2. 桂正和原作『I”s』磯崎泉役は萩原みのり、主人公にアプローチする後輩役 2

    桂正和原作『I”s』磯崎泉役は萩原みのり、主人公にアプローチする後輩役

  3. ジャニー喜多川製作総指揮、東西ジャニーズJr.が集結 『映画 少年たち』 3

    ジャニー喜多川製作総指揮、東西ジャニーズJr.が集結 『映画 少年たち』

  4. 小出祐介が問題提起、日本語ポップスにおける「歌詞の曖昧さ」 4

    小出祐介が問題提起、日本語ポップスにおける「歌詞の曖昧さ」

  5. 遠藤ミチロウが膵臓がんを公表、現在は自宅療養中 5

    遠藤ミチロウが膵臓がんを公表、現在は自宅療養中

  6. 映画『空母いぶき』追加キャストに佐藤浩市、村上淳、玉木宏、戸次重幸ら 6

    映画『空母いぶき』追加キャストに佐藤浩市、村上淳、玉木宏、戸次重幸ら

  7. 『紅白歌合戦』会見にあいみょん、DAOKO、YOSHIKI、キンプリ、刀剣男子ら 7

    『紅白歌合戦』会見にあいみょん、DAOKO、YOSHIKI、キンプリ、刀剣男子ら

  8. 太賀に森崎ウィンらが寄り添う『母さんがどんなに僕を嫌いでも』本編映像 8

    太賀に森崎ウィンらが寄り添う『母さんがどんなに僕を嫌いでも』本編映像

  9. 新宿爆音映画祭に『ボヘミアン・ラプソディ』『バッド・ジーニアス』など 9

    新宿爆音映画祭に『ボヘミアン・ラプソディ』『バッド・ジーニアス』など

  10. Hi-STANDARD元スタッフによる『SOUNDS LIKE SHIT』レビュー 10

    Hi-STANDARD元スタッフによる『SOUNDS LIKE SHIT』レビュー