全米で上映打ち切りになったタランティーノ総指揮の問題作『ヘルライド』が1月17日から公開

『パルプ・フィクション』、『レザボアドッグス』、『キル・ビル』など、ハードボイルドで衝撃的な映画を世に送り出し続ける、クエンティン・タランティーノ。そのタランティーノによる指揮の下つくられ、全米ではわずか2週間で上映打ち切りになった問題作『ヘルライド』が1月17日より、シアターN渋谷をはじめ全国ロードショーされる。

1960年代後半から70年代初頭にかけ、バイカー・フィルムと呼ばれる、バイクに乗った男たちが登場する映画が人気を集めていた。その金字塔は言わずもがな、『イージー・ライダー』(1969年)である。しかし、『イージー・ライダー』の成功に隠れるかたちで、とてつもない数のバイカー・フィルムが存在していたという。そのほとんどが、B級とも言えない作品群であり、タランティーノはそれらの作品を当時小さな劇場で見続けていたのだと言う。

そんなタランティーノの総指揮の下、本作で監督、脚本、製作、主演を務めるのは、まさにバイカー・フィルム時代にカルト・アクター/ディレクターとして知られていたラリー・ビショップ。

アメリカでの短期間での打ち切り、批評家は黙殺同然、ネットでも多くの観客から怒りと落胆の声がアップされる問題作…。卓越した才能で世界中から賞賛を浴びた経験を持つ鬼才・タランティーノのこの先を、自分の目で確かめてみてもらいたい。

『ヘルライド』

2009年1月17日より、シアターN渋谷・銀座シネパトスほか全国ロードショー

監督・脚本・製作:ラリー・ビショップ
製作総指揮:クエンティン・タランティーノ、ボブ&ハーヴェイ・ワインスタイン

キャスト
ラリー・ビショップ
マイケル・マドセン
エリック・バルフォー
ヴィニー・ジョーンズ
レオノア・ヴァレラ
デニス・ホッパー

配給:ムービーアイ

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