植物内部の神秘を綿密な筆致で描く、大島梢の個展『図鑑』がミヅマ・アクションで開催

大島梢による個展『図鑑』が、6月12日(金)より中目黒のミヅマ・アクションにて開催される。

大島はジェッソを下地としたキャンバスに、細筆を使いアクリルで描くスケールの大きな作品を制作する現代アーティスト。樹木、花、昆虫、鳥、海など自然の有機的なモチーフや、ときにサーカス、電車、フラッグなどが融合した心象風景は、綿密なスケッチと湧き出る想像力で、物語性を孕んだ作品へと昇華していく。

同展は大小7、8点のペインティングで構成。メインとなる幅3mの作品「深部器官 deep organ」では、植物の維管束内部に拡大する世界を描く。

2007年に国立新美術館で開催された『黒川紀章展/黒川紀章キーワードドライブ』にも作品を展示するなど、順調にそのキャリアを積み重ねてきた大島。今回の『図鑑』は同ギャラリーにおける初の個展開催となる。なお、6月12日(金)18:00からは、オープニングレセプションが予定されている。

大島梢展
『図鑑』

2009年6月12日(金)~7月11日(土)
会場:ミヅマ・アクション
時間:11:00~19:00(日・月・祝日休廊)

オープニングレセプション

2009年6月12日(金)18:00~22:00

(画像:「深部器官deep organ」 2008-2009 3000×1600×50(mm) 木製パネル、ジェッソ、アクリル 撮影:宮島径 © OSHIMA Kozue Courtesy Mizuma Art Gallery)

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