美術の知識を深め、鑑賞力を養い、美術の感動を伝え広げることが目的の「美術検定」。その2009年の試験が、11月15日（日）に東京、大阪、札幌、名古屋、福岡の5都市（1級受験は東京・大阪のみ）で行われる。
検定は1、2、3、4級と難易度が分かれており、マークシートや穴埋め、記述式などの問題で構成される。昨年行われた試験は、合計で約4,000名の受験者がチャレンジ。アートナビゲーターの称号を授与される。この試験をきっかけに、地域の美術館でのボランティアや、アートイベントのサポーターなどに参加する受験者も多く、知識を活かした活動へのステップとなっている。
美術に関する広範な知識を体得することで、これまで何気なく見過ごしていた作品の細部や、背後にある歴史に注意を向けられることになる。「芸術の秋」に、美術の勉強に打ち込むための絶好の機会となるだろう。なお、2009年の申し込みは、9月30日（水）まで行われている。
『2009年 美術検定（1・2・3・4級）』
2009年11月15日（日）
申込期間：2009年8月3日（月）～9月30日（水）書店申込は28日（月）まで
会場：東京・大阪・札幌・名古屋・福岡の5都市（1級受験は東京・大阪のみ）
時間・受験料
4級（45分）3800円
3級（60分）5800円
2級（60分）7500円
1級（90分）9500円
値段は全て税込
試験結果：2009年12月末日（予定）に受験者全員に合否通知を発送
