世界的建築家集団「コープ・ヒンメルブラウ」の日本初大規模個展をICCにて開催

オーストリアを拠点に国際的に活躍する建築家集団の日本初の大規模な個展『コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来』が、NTTインターコミュニケーション・センターにて9月19日(土)から開催される。

コープ・ヒンメルブラウは1968年にウィーンで設立されて以来、40年以上にわたり実際の建築そして建築的実験という2つの側面で進化を遂げてきた世界屈指の建築家集団。彼らのユートピア的なビジョンが21世紀に入ってようやく実現できるようになり、世界各地で大規模な建築プロジェクトが具現化している。

本展では彼らの「建築的実験」の側面に焦点をあて、アートと科学技術を横断する最新のプロジェクトを2つ紹介。1つは1969年に実験的に実施され、2008年に実現された“アストロバルーン1969リヴィジテッド――フィードバック・スペース”という体験者の心拍にリアルタイムで反応する壮大なインタラクティブ・インスタレーションだ。そして、脳のニューロン・ネットワークと都市の生成発展における類似性を扱うリサーチの最新成果をインスタレーション“ブレイン・シティ・ラボ”として展開する。

「人々によって作られる“建築”」という設立当初から一貫して追求し続けている未来へのビジョン。それが現在において新たな形で「回帰」している最先端の現場が、ついに日本で目撃可能となる展覧会だ。

『コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来』

2009年9月19日(土)~12月23日(水・祝)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター ギャラリーA(東京・初台)
時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日、ただし9月22日は開館)

料金:一般・大学生500円 高校生以下無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター
特別協力:オーストリア大使館 文化フォーラム、オーストリア教育・芸術・文化省
協力:財団法人トステム建材産業振興財団、オーストリア航空

関連イベント

ギャラリーツアー

2009年10月17日(土)、11月21日(土)、12月19日(土)
時間:14:00~15:00
定員:各回20名
※展覧会チケットが必要です
※詳細はホームページにてご確認ください。

(画像上:《アストロバルーン 1969 リヴィジテッド――フィードバック・スペース》2008– “Astro Balloon 1969 Revisited–Feedback Space” 2008– ©Bengt Stiller、画像下:《ブレイン・シティ・ラボ》2008– “Brain City Lab” 2008– ©Bengt Stiller)

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