田中健太郎が描く実在しない自身の中に現れた箱『奇 箱』

墨汁で絵を描くアーティスト、田中健太郎の個展『奇箱』が、名古屋のギャラリー「feel art zero」にて3月8日まで開催されている。

田中は1977年滋賀県生まれ。リクルートが主催するグラフィックアート展『ひとつぼ』展への入選や、ファッション誌『装苑』などのイラスト、ニューヨーク、パリでのなどにおいての展覧会など、国境を越えた活動を展開している。

今回の個展は、田中が「奇箱」と呼ぶ彼の頭の中に存在する、想像の箱の中から飛び出してきた動物たちを中心に描かれる。「紙の上では何処へでも行ける、何処までも行ける。」紙にこだわる彼が描き出す大胆にして臆病な世界。

実在しないリアルな世界を描き出す、田中自身の「世界」に触れることができるだろう。

Gallery feel art zero Vol.15
田中健太郎 個展
『奇箱』

2009年2月21日(土)~3月8日(日)
会場:Gallery feel art zero(名古屋)
時間:12:00~20:00
休廊日:火曜

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