ブランド愛好家の服に埋もれた生活に迫る、都築響一『着倒れ方丈記』を京都で展示

4月1日より、写真家で編集者の都築響一による『着倒れ方丈記』展が、京都国立近代美術館で開催される。

『着倒れ方丈記』は、お気に入りのファッションブランドに傾倒し、食費を削ってでも収集しまくる一般の人々を都築響一が取材し、7年にわたって雑誌『流行通信』で連載したシリーズ。収集品で埋め尽くされた部屋の写真と、収集家の心理に迫る文章で構成され、書籍化もされるなど、注目を集めている。

同展では、同館による新収蔵を記念して一部を展示する。4月12日には作家のトークもあり、また4月11日からは『ラグジュアリー:ファッションの欲望』展も同時開催され、ファッションにどっぷり漬かれる機会となるだろう。

新収作品展
『都築響一 着倒れ方丈記』

2009年4月1日(水)~5月24日(日)
会場:京都国立近代美術館(4Fコレクション・ギャラリー )
時間:9:30~17:00(金曜日は20:00まで、4月3日、4月10日は17:00閉館)
※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(5月4日は開館)

関連イベント
アーティストトーク

2009年4月12日(日)14:00~15:30
(当日11:00から整理券配布)
講師:都築響一
会場:当館1階講堂
定員:100名
聴講無料

『着倒れ方丈記』

著者:都築響一 
出版:青幻舎
価格:3,360円(税込)

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