溢れ出る趣向の異なる「眩しさ」、阪本勇と石川道子による写真展『眩光 -GENKO-』

吉祥寺のArt Center Ongoingにて、2人の写真家、阪本勇と石川道子による写真展『眩光 -GENKO-』が、7月12日まで開催されている。

1979年生まれの阪本は、写真家・本多元に師事する傍ら、様々な展示に出展。その作品は、胡散臭くべとついた色気と、観ることを躊躇したくなる気持ち、そしてもっと観たくなる欲求を感じさせる不思議なエネルギーに満ちている。

一方の石川は今年3月に武蔵野美術大学映像学科を卒業した1986年生まれの写真家。ユーモアに溢れ、鮮明で爽快な石川のポートレートは、人や物の鮮度を高める機能がそなわっているような魅力に溢れている。

「眩光」というタイトルは、2人の写真から溢れ出る趣向の異なる「眩しさ」から名付けられているという。これまでインスタレーション作品などを多く紹介してきた同ギャラリーの初となる本格的写真展としても注目したい。

『眩光 -GENKO-』

2009年7月1日(水)~7月12日(日)
会場:Art Center Ongoing(東京・吉祥寺)
時間:12:00~21:00

出展作家:
阪本勇
石川道子

定休日:月・火
料金:無料

スペシャルトークイベント2

2009年7月11日(土)19:00~

ゲスト:西加奈子(小説家)
定員:先着30名
料金:1,000円(要予約、1ドリンク込み)

Pre Ongoing School

2009年7月12日(日)19:00~
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー。お好きなケーキとお飲物
がついてきます。
定員:先着30名
料金:1,500円(ケーキとドリンク付き)

(画像上から:阪本勇『天竺はどこや!』より(2009年)、石川道子『晴天の理由』より(2008年)、石川道子『晴天の理由』より(2008年))

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