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フィンランドの映像作家サンテリ・トゥオリの日本初個展『命のすみか―森、赤いシャツ、東京』

フィンランドの映像作家・サンテリ・トゥオリの日本初個展が、青山のスパイラルガーデンで9月27日(日)まで開催されている。

サンテリ・トゥオリは、ポートレイトや写真、映像の関係に新鮮なまなざしを向ける作家。盲目の男性が登場する写真と音のインスタレーション作品“Blind City”(1999)や、作家不在の部屋にいる人物を2秒ごとに1時間撮影し、その静止画を並べた作品“Julia”(2001)/“Elisabeth”(2002)など、写真表現の実験的な過程を見ることができる。

本展では、子供が懸命にシャツを着ようと試みるシーンを撮影した代表作“Red Shirt”(2003)、フィンランドの離島で約3 年をかけて撮影された最新作“Forest”(2009)、そして今年5月に行ったアーティスト・イン・レジデンスで制作された、東京の街を被写体とした映像作品を発表する。

また、本日9月12日(土)には、サンテリ・トゥオリと写真家の港千尋とのトークショーも行われる予定だ。写真によってアイデンティティは再生されるのか、それとも予期せぬものが表出されるのか。彼独特の、ジャンルを超越した冒険に触れるチャンスだろう。

サンテリ・トゥオリ展
『命のすみか―森、赤いシャツ、東京』

2009年9月9日(水) ~9月27日(日) 11:00~20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
料金:無料

トークイベント
『サンテリ・トゥオリ+港千尋』

2009年9月12日(土)18:00~19:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
定員:50名
申込方法:9月11日(金)までに名前、所属、電話番号と「サンテリ・トゥオリトーク参加希望」と明記の上、press@spiral.co.jp宛てにメールにて申込み。

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