デビュー以来、何かと物議を醸す作品を立て続けに発表してきた「Chim↑Pom」(チン↑ポム)が、東京・清澄白河の無人島プロダクション(SNAC)で8月7日から個展『Imagine』を開催する。
2005年にサンフランシスコの会田誠展『Drink Sake Alone』に特別参加する形でデビューした6人組のアートユニットChim↑Pom。渋谷に生息するネズミを捕獲・剥製化した作品『スーパー☆ラット』や、カンボジアの地雷除去とセレブのチャリティー活動をモチーフにした『サンキューセレブプロジェクト アイムボカン』、また広島の上空に飛行機で文字を描いた作品など、常に物議をかもす問題作を発表してきた。今年に入って、アジア地域の優れた若手美術家に送られる『Asia Art Award』に日本代表としてノミネートされたことでも話題になった。
今回の個展『Imagine』では、笑いと想像をテーマにした新作映像を中心に発表するという。詳細はオープンまで明かされておらず、展覧会タイトルの通り、観衆の想像力を挑発するかのようだ。会場は彼らの本拠地と言える無人島プロダクション。今年になって清澄白河に移転してからはじめてのChim↑Pom展となる。なお、初日夜にはオープニングレセプションと、作家のトークショーも開催される予定。
Chim↑Pom展
『Imagine』
2010年8月7日(土)~9月11日(土)
会場:無人島プロダクション(SNAC)
料金:無料
オープニング・レセプション
2010年8月7日(土)
時間:18:00~21:00
料金:無料
※レセプション後に作家のトークショーも予定