絵本作家かこさとしをアドバイザーに迎えた企画展『きみのみらい・みらいのきみ―― かこさとしと探しにいこう、絵本の中へ』が、5月10日まで日本科学未来館で開催されている。
絵本『だるまちゃんとてんぐちゃん』や『からすのパンやさん』などの代表作で知られるかこさとしは、これまでに「自分で判断し、行動できる、かしこい子どもになってほしい」との願いのもと、絵本を通じて科学を伝えてきた。
同展では「人間:地球に生きる私たち、どこから来て、どこへ行く?」というテーマに沿い、先端の科学技術のビジョンや新しいものの見方や捉え方を紹介し、未来の人間のあり方について考える。かこさとしの50年に渡る科学コミュニケーション活動を、絵本や原画、映像などを通して紹介するほか、日本科学未来館が企画・制作し、かこがアドバイザーをつとめる。イラストレーションにタナカカツキといった若い作家が参加している点にも注目したい。
『きみのみらい・みらいのきみ―― かこさとしと探しにいこう、絵本の中へ』
2010年3月20日(土)~5月10日(月)
会場:日本科学未来館1階 シンボルゾーン
時間:10:00~17:00(最終入館 16:30)
料金:無料(ただし常設展示とその他の企画展は別料金)
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