ソダーバーグ最新作は現役のポルノ女優が主演、経済が破綻した大都会のリアルを描く

スティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作『ガールフレンド・エクスペリエンス』の日本公開が決定。7月から渋谷シネマライズほかにて全国で公開される。

舞台は大統領選を間近に控えたリーマン・ショック後のニューヨーク。22歳の高級エスコート(=コールガール)のチェルシーは、エリート達を相手にセックスだけではなく、まるで本物の恋人のようなひとときを提供することで、1時間に$2,000もの大金を稼ぎ出していた。トップの座を守り続けるために自分磨きを怠らず、ビジネスは全てセルフコントロールしていたそんな彼女の前に、他の顧客とは違う特別な感情を抱く男性客が現れる。

ソダーバーグが主演に選んだのは、現役ナンバー1のポルノ女優サーシャ・グレイ。一般映画初出演にも関わらず大胆な演技を披露し、強烈な存在感を見せている。

ニューヨークで暮らす高級エスコートの5日間を、最新鋭のデジタルカメラRED ONEを使いドキュメンタリータッチで描き出した同作。経済が破綻した大都会における金や性や政治のテーマをリアルに浮き彫りにし、現代社会における人間関係をも赤裸々に映し出した秀逸な映像表現が堪能できるだろう。

『ガールフレンド・エクスペリエンス』

監督・撮影・編集:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:ブライアン・コッペルマン、デヴィッド・レヴィーン
製作:グレゴリー・ジェイコブズ
音楽:ロス・ゴッドフリー 
キャスト:
サーシャ・グレイ
クリス・サントス
マーク・ジェイコブスン
配給:東北新社

(画像:©2009 2929 Productions LLC. All rights reserved.)

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