今年で結成20年を迎え、多くのバンドに影響を与えてきたUSインディーシーンを代表するバンド「VERSUS」が、ニューアルバム『ON THE ONES AND THREES』を8月4日にリリースする。
1990年、NYにて結成されたVERSUSは、2000年までにSuperchunkが主宰するMerge Recordsなどから5枚のアルバムをリリース。インディーポップのメロディーセンスと、グランジやオルタナのラウドさを併せ持つ稀有なバンドとして、USインディーシーンで長くリスペクトを集めてきた。かつてのメンバーには、現在+/-{PLUS/MINUS}として活躍する、ジェイムス・バルユット、パトリック・ラモスらも名を連ねている。2001年より実質的な活動休止状態に入っていたが、2009年には一度脱退したエドワード・パルユットも再加入を果たしており、本作はオリジナルメンバーでの10年ぶりのアルバムとなる。
VERSUSのCaroline Records時代を手がけ、現在はAnimal Collective等とも関わりのあるエンジニア、Nicolas Vernhesと再タッグを組み、繊細なメロディー、琴線を刺激する声、バーストするギター、叙情的なストリングスと、どこをとっても10年の不在を感じさせない、瑞々しいアルバムに仕上がっている。
VERSUS
『ON THE ONES AND THREES』(国内盤)
2010年8月4日発売
価格:2,400円(税込)
YOUTH-099
1. Invincible Hero
2. Nu Skin
3. Into Blue
4. Gone to Earth
5. Cicada
6. Erstwhile
7. Pink Valhalla
8. Saturday Saints
9. Scientists
10. The Ones and Threes
11. Neither Nor
12. Death Ray
(画像上:VERSUS、画像下:VERSUS『ON THE ONES AND THREES』)