小沢健二が新曲“シッカショ節”のライブ音源を「投げ銭」形式でリリースした。同楽曲はオフィシャルサイト「ひふみよ」からのみダウンロードが可能となっており、金額はリスナーが自由に設定することができる点が特徴だ。
“シッカショ節”はコンサートツアー『ひふみよ』でも披露されていた楽曲。今回リリースされたのは5月25日の東京中野サンプラザ公演で収録されたもの。作詞作曲は小沢自身が手がけている。
「投げ銭形式」でリリースした理由についてオフィシャルサイトで小沢は、アメリカで一般的に行われている寄付という行為を用いることで、音楽の作り手と受け手が直接つながる事の意義を語っている。また、「寄付」や「ドネーション」といった言葉ではなく「投げ銭」と呼ぶ点については、芸を見て喜んだ人が銭を投げるという行為が、今回の試みにあっている気がするとコメント。
支払方法はネット決済やクレジットカード払いではなく、銀行振り込みのみとなっており、ウェブ上で音楽を購入する習慣がないリスナーも考慮し、余計な登録が必要のない有料ダウンロードを試してみたかったという小沢の意向がそのまま反映されているという。
ひふみよではツアー中に踊られていた振り付けも公開中。小沢からのメッセージも公開されているのでこちらも一読いただきたい。