女性4人組バンド「キノコホテル」のアルバム『クラダ・シ・キノコ』のリリースを記念したキノコホテル写真展が、東京・タワーレコード新宿7階で開催されている。
『クラダ・シ・キノコ』は、2008年に録音されたインディー時代のレア音源をCD化したもの。同アルバムは現メンバーのイザベル=ケメ鴨川(Gt)とファビエンヌ猪苗代(D)が「正式入社」する直前に制作された作品。2009年初頭にリリースが予定されていたが、録音直後にキノコホテルのイザベルとファビエンヌが入社したことによってお蔵入りになっていた。
レコーディングには、マリアンヌ東雲(Vo,Key)とエマニュエル小湊(B)の現メンバーに加え、マリアンヌの銀座時代の先輩でもあり、現在は2児の子を持つジェニファー松井、貿易関係のキャリア・ウーマンとしてスウェーデンに単身赴任中ながら休暇をとり来日したアンジェラ勅使河原(G)の4人が参加。メジャーデビューアルバム『マリアンヌの憂鬱』にも収録されている“キノコホテル唱歌”“もえつきたいの”“夕焼けがしっている”などを含む全9曲が収録される。
写真展は11月1日まで開催中。写真家の齋藤真理による実演会(ライブ)写真の数々がパネルで紹介されている。