五木田智央らグレースケールの配色を得意とする3人によるグループ展『BW』

ベルギー出身の若手アーティスト、リナス・ファンデ・ヴェルデと、五木田智央、佃弘樹によるグループ展『BW』が、東京・白金台のNANZUKA UNDERGROUND SHIROKANEで1月8日から開催される。

若干27歳のリナスは既に40本以上の展覧会をこなし、欧州のアートシーンで高い注目を集める新進気鋭のアーティスト。古い雑誌や新聞の切り抜きなど写真を基に、木炭によるハンドドローイングで様々な主題を描いている。

90年代からイラストレーターとして活動し、雑誌やCDジャケットなどのアートワークでカリスマ的人気を誇ってきた五木田。近年発表したペインティングでその才能をアートシーンでも認められ、80年代の音楽やサブカルチャーの影響を色濃く残す作品は、多くの若手アーティストに影響を与えている。

佃弘樹は、光と影、建築と自然、自然認識と錯覚などのテーマを基に、黒色のインクと鉛筆、木炭の併用で風景画を描く。平面構成的な抽象表現を得意とする佃の作品は、どこか未来的な雰囲気を持ちつつも、私たちの生きる現在の文明社会を鋭く反映している。

主にグレースケールの配色を得意とする3人のアーティストによる新鮮な作品に出会えるだろう。

『BW』

2011年1月8日(土)~2月5日(土)
会場:東京都 白金台 NANZUKA UNDERGROUND SHIROKANE
時間:火曜から土曜の11:00~19:00

出展アーティスト:
リナス・ファンデ・ヴェルデ
五木田智央
佃弘樹

休廊日:日、月曜

(画像上:Rinus Van de Velde in my mind's eye is a perfect sculpture siberian charcoal on paper 201 x 149 cm 2010、画像中:Tomoo Gokita 男 pencil on paper 282 x 210 mm 2010、画像下:Hiroki Tsukuda TANK black ink and pencil on paper 1382 x 2060 cm 2010)

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