アトムの足音手掛けた音響デザイナー大野松雄に、冨永昌敬監督が迫るドキュメンタリー

日本初の本格的連続テレビアニメ『鉄腕アトム』の舞台となった未来都市を、音でデザインしたことで知られる音響デザイナー大野松雄のドキュメンタリー映画『アトムの足音が聞こえる』が、5月から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で公開される。

合金で出来たアトムの足音に大野が当てたのは、プラスチック素材のような「ピョコピョコ」という音だった。オシレーターとテープレコーダーを用いる、1950年代に生まれたばかりの電子音楽のテクニックを駆使し、原作には描かれていない未来都市の音を創造しながらキャラクターごとに「人格を持つ音」を生み出したことで、大野の偉業は今も語り継がれている。

『アトムの足音が聞こえる』のメガホンを取ったのは、菊地成孔や相対性理論のPV監督や映画『乱暴と待機』『パンドラの匣』の冨永昌敬。音響効果にパードン木村、ナレーターに野宮真貴を迎えたほか、rei harakamiやOpenReelEnsembleなど、大野からの影響クリエイターも劇中に登場する。当時の貴重なフィルム素材や秘蔵音源、2009年に実現したコンサートのリハーサル風景などを交えながら、柏原満や松田昭彦ら音響マンの口からも語られる大野の伝説が紐解かれる。

『アトムの足音が聞こえる』

2011年5月、ユーロスペースほか全国順次公開
監督:冨永昌敬
ナレーター:野宮真貴
音響効果:パードン木村
出演:
大野松雄
柴崎憲治
竹内一喜
大和定次
杉山正美
高橋巖
柏原満
桜井勝美
田代敦巳
町田圭子
小谷映一
ひのきしんじ
松田昭彦
Open Reel Ensemble
齋藤昭
涌井康貴
村上浩
由良泰人
rei harakami
金森祥之
配給:東風

(画像:©シネグリーオ 2010/協力:アリオン音楽財団/©創通・サンライズ)

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