アートマネージメントを第一線で捉え直す書籍、アートと社会の関係とは

実践論を交えながらアートマネージメントを紹介する書籍『これからのアートマネジメント ソーシャル・シェアへの道』が、フィルムアート社から刊行された。

同書では、社会におけるアートを「多様なコミュニケーションをひらく媒体」として捉え直しながら、アートマネージメントにおける大切な考え方や実践論、アートマネージメントの歴史を知ることができる。

編者は、大阪市立大学大学院教授で、東南アジアの民族音楽を研究する中川真。総勢20人以上の著者が執筆しており、Q&A、対談など、バラエティに富んだ形式でアートマネージメントをわかりやすく紐解きながら、今後への指針を示す興味深い内容となっている。

また、大阪の演劇空間「ウイングフィールド」や、舞台芸術の祭典『フェスティバル/トーキョー』『アサヒ・アートフェスティバル』『瀬戸内国際芸術祭2010』などが、実際のマネージメントにおける事例として紹介されている。アーティスト・行政・企業・学校関係者などの文化政策を学びたい人や、企画や運営に携わる人には是非チェックして欲しい1冊だ。

『これからのアートマネジメント ソーシャル・シェアへの道』

2011年4月9日発売
編集:中川真+編集部
著者:伊藤裕夫、大澤寅雄、太田好泰、片山正夫、加藤種男、暮沢剛巳、小暮宣雄、佐藤李青、柴田英杞、相馬千秋、曽田修司、立木祥一郎、中川真、中村茜、中村政人、野村政之、橋本誠、林容子、樋口貞幸、藤浩志、丸岡ひろみ、三ツ木紀英、森司、吉野さつき
価格:1,785円(税込)
発行:フィルムアート社

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