唐十郎&蜷川幸雄の『下谷万年町物語』上演、宮沢りえ、藤原竜也、唐本人の出演も

唐十郎作、蜷川幸雄演出の演劇作品『下谷万年町物語』が、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで2012年1月から上演される。

同作は、1981年に西武劇場で初演。敗戦直後の混迷極める日本を背景に、唐十郎が幼年期を過ごした「下谷万年町」で繰り広げられる物語をエネルギッシュかつ幻想的に描いた同作は、男娼役だけでも100人を超える出演者数や、水を使った大きな池や舞台を覆う長屋のセットなどで当時大きな話題を集めた。今回の上演では、初演と同様に蜷川幸雄が演出を手掛ける。

出演者には、大勢の男娼を率いて歌い踊る男装の麗人キティ役に宮沢りえ、時空を超えてキティを求める謎めいた青年洋一役に藤原竜也が名を連ねるほか、街で起こる悲喜劇を目撃する少年の文ちゃん役にAAAの西島隆弘。さらに、作者である唐十郎が大人になった文ちゃん役として出演することも判明した。1981年の初演でも同じ役を演じた唐が、どのような演技を見せるかにも注目しよう。

公演スケジュールなどの詳細は、劇場のオフィシャルサイトで確認して欲しい。チケットの一般発売は10月15日からスタートする。

『下谷万年町物語』

2012年1月6日(金)~2月12日(日)※全44公演
会場:東京都 渋谷 Bunkamuraシアターコクーン

作:唐十郎
演出:蜷川幸雄
出演:
宮沢りえ
藤原竜也
西島隆弘
六平直政
金守珍
大門伍朗
井手らっきょ
柳憂怜
大富士
石井愃一
唐十郎
ほか

料金:S席10,000円 A席8,000円 コクーンシート5,500円
※未就学児童の入場不可、全席指定
※コクーンシートはBunkamura、チケットぴあのみ取扱い

(画像:©渞忠之)

  • HOME
  • Stage
  • 唐十郎&蜷川幸雄の『下谷万年町物語』上演、宮沢りえ、藤原竜也、唐本人の出演も

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて