正統「残響レコード」な新バンド、流麗と爆撃が交差する「the cabs」デビュー

残響レコードがおくる3ピースバンドthe cabsが、1stミニアルバム『一番はじめの出来事』を4月13日にリリースする。

the cabsは、流麗なアルペジオを奏でるギターの高橋國光、バンドの屋台骨となっているベース首藤義勝、そして爆撃機のようなドラムを繰り出す中村一太というアクの強い3人のプレイヤーが顔を揃えたバンド。

バンドにとって初の音源となる同作には全5曲を収録。ポストハードコア、マスロック、プログレなどすべてを飲みこんだアンサンブルに、透明感溢れる首藤のボーカルと、高橋によるエモーショナルなシャウトが交錯するサウンドは、People In The Boxやcinema staffに続く「正統残響」と呼ぶに相応しいものとなっている。

また、「解り合えないし、そもそも向き合えない」という残酷なまでの現状認識をファンタジックに描きだした歌詞世界も、「ネガティヴ世代」と形容される現代の若者の心情を捉えたものだろう。

the cabs
『一番はじめの出来事』

2011年4月13日発売
価格:1,575円(税込)
残響レコード / ZNR-105

1. チャールズ・ブロンソンのために
2. 二月の兵隊
3. 僕たちに明日はない
4. haiku about kdyla
5. nicol kills nicolas for nicola

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