市川海老蔵、瑛太、満島ひかり共演作『一命』、カンヌ映画祭コンペに出品決定

市川海老蔵の主演映画『一命』が、『第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門』に正式出品されることがわかった。

『一命』は、時代小説家・滝口康彦の小説『異聞浪人記』を、三池崇史監督が時代劇初の3D作品として制作した作品。原作は1962年に映画『切腹』として公開されているが、今回の作品はリメイクではなく再映画化となり、貧しいながらも愛する人と共に生きることを願い、武家社会に立ち向かった侍2人の生き様が描かれる。

同作で海老蔵は、元芸州広島・福島家家臣の津雲半四郎役を演じるほか、共演者には浪人・千々岩求女役の瑛太、半四郎の娘・美穂役の満島ひかり、井伊家家老・斎藤勘解由役の役所広司が名を連ねている。

なお三池監督は「いつもと同じ春ならば、どんなに嬉しかったことでしょう。でも、だからこそ、しっかり顔を上げ、前進あるのみです」と、カンヌ出品への意欲を見せている。映画『一命』は10月から公開予定。

『一命』

2011年10月公開予定
監督:三池崇史
原作:滝口康彦『異聞浪人記』
海外版タイトル:『HARA-KIRI: Death of a Samurai』
脚本:山岸きくみ
出演:
市川海老蔵
瑛太
役所広司
満島ひかり
ほか
配給:松竹

(画像:©2011映画「一命」製作委員会)

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