若手現代作家の目を通して見る被災地、南條俊輔=フランソワ新作個展

若手現代アーティスト・南條俊輔=フランソワの新作展 『The Butterfly Effect』が、東京・恵比寿のART STATEMENTSで5月14日から開催される。

1981年に東京で生まれ、10代をフランスで過ごした南條は、トゥールーズ=ル・ミライユ大学で美術を学んだ若手作家。ミシェル・フーコーのヘテロトピア論に影響を受け、写真、ペインティング、ビデオ、インスタレーションといった多様な媒体を用いた作品を発表している。これまでに東京とフランスを中心に、アメリカ、上海などで展覧会を開催してきた。

同展は、3月11日に発生した東日本大震災の影響を反映させた内容となっており、南條が実際に被災地を訪れ目にしたものを描いたドローイング作品、また津波に流された乗用車の一部などを展示する。なお、5月13日には南條を囲むオープニングレセプションが開催される。

南條俊輔=フランソワ新作展
『The Butterfly Effect』

2011年5月14日(土)~ 6月25日(土)
会場:東京都 恵比寿 ART STATEMENTS
時間:12:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日

『オープニングレセプション』

2011年5月13日(金) 18:00~21:00
会場:東京都 恵比寿 ART STATEMENTS
料金:無料

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