James Chance and Les Contortionsのアルバム『Incorrigible!』国内盤が、8月25日にリリースされる。
1970年代後半のニューヨークで巻き起こったアートパンクムーブメント「NO WAVE」の中心人物のひとりであり、Teenage Jesus And JerksやJames Chance and the Contortionsでの活動でも知られるサックス奏者兼ボーカリストのジェームス・チャンス。James Chance & Terminal City名義で発表された『The Fix is in』以来約2年ぶりのリーダーアルバムとなる同作には、反復するビートと空気を切り裂くような独特のサックス、サイケデリックなキーボードやチャンスによるシャウトなど、59歳という年齢を感じさせない鋭利なサウンドによる全9曲が収められる。
同作の録音には、the Contortionsのオリジナルメンバーでもあるロバート・アーロンをはじめ、デヴィッド・ボウイなどの作品に参加しているサックスおよびトランペット奏者マック・ガレホン、元RICHARD HELL & THE VOIDOIDSのイヴァン・ジュリアン、SWANSのノーマン・ウェストバーグら個性的なゲストミュージシャンが参加している。