『アンネの日記』や登場人物のその後のエピソード交えて描く、映画『アンネの追億』

アンネ・フランクの著書『アンネの日記』に記されなかった壮絶な真実を描いた映画『アンネの追億』が、4月から東京・有楽町スバル座ほか全国で公開される。

『アンネの追億』は、アンネの一家でただひとり生き残った父・オットーの回想として、『アンネの日記』のその後を紐解いた作品。収容後のアンネの姿だけでなく、同じユダヤ人で収容所送りになった親友ハネリの数奇な運命や、アンネと隠れ家生活を共にしたペーターとの別れ、そしてアンネが綴った日記を戦後まで大切に保管していた人物など、『アンネの日記』に登場する人物のエピソードを交えながら、人間の命の重さや尊さを描く。

監督はテレビドラマ『ムッソリーニと私』『戦火の奇跡 ~ユダヤを救った男~』など、ファシズムをテーマにした作品を手掛けてきたアルベルト・ネグリン。アンネの親友だったハネリ・ホスラーのインタビューをまとめた『もうひとつの「アンネの日記」』を原作に、ホロコーストや人間の罪について問いかけている。また、数多くの映画音楽を手掛けた作曲家のエンニオ・モリコーネが映画音楽を担当している。

『アンネの追億』

2012年4月より有楽町スバル座ほか全国ロードショー
監督:アルベルト・ネグリン
脚本:アルベルト・ネグリン、アンドレア・ポルポラティ、ガブリエッラ・スキーナ
作曲・演奏・音楽監督:エンニオ・モリコーネ
原作:『もうひとつの「アンネの日記」』(著者:アリソン・レスリー・ゴールド、翻訳:さくまゆみこ)講談社
出演:
ロザベル・ラウレンティ・セラーズ
エミリオ・ソルフリッツィ
モーニ・オヴァディア
スルディ・パンナ
メシシュ・ガシュパル
アレクサ・カプリエラン
サライ・クリスタ
スルディ・ミクロシュ
バコニェ・チラ
配給:ゴーシネマ

(画像:©ITALIAN INTERNATIONAL FILM sri)

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