大友良英が空から音を奏でるオーケストラを編成、『音の出る凧コンテスト』開催

大友良英による『音の出る凧コンテスト』が、6月10日に東京・足立区立千寿常東小学校で開催される。

同コンテストは、足立区千住地域を中心としたアートプロジェクト『アートアクセスあだち「音まち千住の縁」』の一環として行われるもの。大友は同プロジェクト内で、空から音を奏でる企画『千住フライングオーケストラ』を展開。自身とともに企画段階から関わっていく「チーム・アンサンブルズ」を構成し、10月に開催されるコンサートに向けた活動を行なっている。

今年3月に行われた千住フライングオーケストラのお披露目会に続く今回のコンテストは、同オーケストラの中核を担う凧を競うもの。優秀作品には、実用化へ向けたさらなる研究開発のため、今後の制作費として最大10万円が進呈される。参加者は6月8日まで募集中。応募方法などの詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。

なお、コンテストについて大友は「凧、ないしはなんらかの飛行物体から音を出して、音が空からふって来るようにしてくれれば、手段は選びません。発音方法はアコースティックでも電気仕掛けでも、どんな方法でもかまいません。音の種類も選びません。奇麗な音、汚い音、強烈な音、かそけき響き、どんなものでも大歓迎です。とにかく凧、あるいは空飛ぶ物体から音を出すもの大募集です」と応募を呼びかけている。

(画像:2012年3月20日に開催された『空飛ぶオーケストラ大実験 ―千住フライングオーケストラお披露目会』の模様)

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